【第1回】リフォームによるスマートホーム化

2018年09月25日

みなさんこんにちは!

リブワークス イノベーションラボ所長の内川です。

こちらのコーナーでは、生活空間をワクワクさせるような商品やサービスにつながる(であろう?)研究や実験を、建材商社目線で行なっていきます。

「ハウスメーカーや建材メーカーでないのに、そんなことが出来るの?」

と言うツッコミを頂きそうですが、そんなの知ったこっちゃありません!

思いとアイデアがあれば、何でも出来る時代だと私は考えています。

これから色々な研究や実験を行なっていく予定ですが、最初のテーマはこれにしました。

「リフォームによるスマートホーム化」

まだ「スマートハウス」とか「スマートホーム」とか、世の中的に言葉の定義が明確になっていませんが、

IoT(さまざまなものがネットでつながる)で生活が便利になる

エネルギー管理して節電する

こんな感じで認知されているようです。

今回ラボで取り組むのは、①の「IoTで生活が便利になる」ためのリフォームです。

新築にIoTを採用することは、すでに大手ハウスメーカーが製品化することで実現していますが、リフォームの世界ではまだまだ試行錯誤の段階だと思います。

リフォームでどこまで出来るのか、今回挑戦します!

実験に使用するのは、築38年(1980年竣工)の我が家です。

1980年当時、戸建て住宅と言えば木造軸組み工法で建てるのが一般的でした。

ですが亡き祖母が「核爆弾が落ちても壊れない家を建てたい」と言った影響か、2階建ての戸建て住宅にも関わらず、鉄筋コンクリート構造で建設されています。

余談ですが、祖母は核シェルターの設置も希望したそうです(汗)。

大正時代に生まれて太平洋戦争を生き抜き、戦後の米ソ冷戦を見てそのような思いになったのでしょう。

もちろんですが、我が家には核シェルターはありません…

築38年の建物で且つ二世帯住宅なので、リフォームした回数はもう数え切れません。

私が覚えている限りで書きだしてみると・・・

・屋根&外壁の防水工事×3回
・床板の張替え(床暖房設置以外)×2回
・床暖房設置(1階・2階)
・浴室のリフォーム×4回
・台所のリフォーム(1階・2階)
・トイレのリフォーム(2階)
・玄関ドア交換(2階)
・勝手口ドア交換(1階・2階)
・門扉の交換
・玄関のタイルの貼り換え
・防犯ガラスへ交換
・内窓の設置
・外階段のリフォーム
・テレビインターホンへの交換
・雨戸パネルの交換(2階)

これだけやってます(汗)。

ほとんどの場合が、

何かが壊れて原状復帰するため

何か困り事が発生して、対策を施す

この2つの理由でリフォームしています。

今回の実験・研究は、壊れてもいない・困ってもいない状況でIoTを利用してより便利に、快適に、安全に、健康になるようなリフォームを目指します。

次回をお楽しみに!