【第14回】スマート宅配ポストを使用しての所見

03月19日

前回の記事で、パナソニックさんからの連絡待ちであると記載しました。
3月7日に連絡もらって以来、まだ連絡が来ません。
「少々お時間をいただきます」と言った文が記載されていたので、まだ原因究明中といったところでしょうか。

そんなわけで、こちらの更新が滞ってしまっていたので、先に問題なく動くようになったスマート宅配ポスト(2階玄関横に設置)を使用してみての所見を記載します。

【結論】
実用性が求められる宅配ボックスで、あえてデザイン性を追求し、また、IoTの可能性を模索したことは大きなチャレンジであり、この点ではLIXILさんに敬意を表します。
ですが、現状の商品は、エンドユーザー、宅配業者の両者にとって大きな問題を抱えており、早急な対策が必要と感じました。

①宅配業者さんが使い方がわからず荷物を入れられない
2018年12月28日に取付けを行ない、初めて宅配業者さんが荷物を入れる機会があったのが2019年1月5日でしたが、扉の内側の説明書を読んでも使い方がわからず、結果、荷物を入れるのを諦め、1階のパナソニック製の宅配ボックスに荷物を入れて帰るという事態が発生しました。

操作がわからず、荷物を入れられなかった映像がしっかり残っています。

スマート宅配ポストのカメラが、スマート宅配ポストが使いづらいことを証明する映像を撮影してしまう皮肉・・・
※LIXILさん、運送会社の方、配達員の方を特定して責めることのないようにお願いします。

②1月中に宅配業者さんから2回使用方法について聞かれる
その後1月中に2回、配達員さん(それぞれ別の業者さんです)が荷物を届けに来た時、たまたま私が帰宅したら、「宅配ボックスの使い方がわからなくて困っていたんです」と言われました。

③2月5日 メーカーさんの社員が展示会で使い方を誤る
2月5日にLIXILウイングビル地下1階にて、流通業者向けの新商品展示スペースを見学しましたが、スマート宅配ポストの説明担当の社員の方が使用方法を誤り、うまく操作出来ませんでした。
説明担当の社員が使い方を誤るレベルのユーザーインターフェイスでは、大問題です。

④2月19日 家内がスマート宅配ポストの扉を閉められず
荷物を取り出した後、ストライクが出たままになり、内扉を閉めることが出来ず、結果、外扉も閉められませんでした。
このタッチパネルは、ユーザーインターフェイスが全く駄目だと思います。
説明書を読みながらでないと使えません。

なお、メーカーさんに製品を見てもらったところ、扉の立て付けが悪いことに気がつきました。
立て付けが悪いと、扉がスムーズに閉まりません。
スマート宅配ポストの取付けた場所(床)が水はけをよくするために若干斜めになっていて、そのまま取り付けたことが悪さをしているようです。
これについては、対策部品をいただき取り付けて対応しましたが、玄関周辺は水はけを考慮して斜めになっている場所が多いので、若干斜めに取り付けられていても正常に操作できるように設計してもらいたいものです。

⑤2月20日 宅配業者さんが宅配ボックスとわからず
宅配業者さんが、2階に設置のスマート宅配ポストが宅配ボックスだとわからず、結果、1階のパナソニック製の宅配ボックスに入れて帰りました。

2階から1階に移設したパナソニック製宅配ボックスが大活躍なのが、皮肉です・・・

メーカーさん曰く、宅配ボックスだとわからずに持ち帰る事例は他でも発生しているそうで、ステッカーを貼ることを検討しているようです。
宅配業者の配達員さんが可哀そうなので、我が家のスマート宅配ポストにもステッカーを貼ることにしました。

LIXILさんはこの製品で、2018年度グッドデザイン賞を受賞されたそうですが、その一方で、使用者にこのようなステッカーを貼らせています。
また、宅配業者さんの仕事の生産性を下げています。
グッドデザイン賞を受賞した価値があるのか、非常に疑問です。

⑥3月某日 宅配業者の配達員さんが操作を誤り、開いたままになり荷物を入れられず
スマート宅配ポストの機能で、アプリで対話できるので、1階のパナソニック製宅配ボックスに入れてもらうようにしました。

【まとめ】
昨年末まではパナソニック製宅配ボックスで快適に使用していたのに対して、LIXIL製スマート宅配ポストにしてからは、トラブルの連続です。
あれこれ批判的な事を書きましたが、チャレンジングな商品を出すことは、メーカーの使命であり、素晴らしいことです。
チャレンジングな商品は、時に大きな、たくさんの問題を生み出すわけですが、それを改良し続けた先にヒット商品が生まれます。
スマート宅配ポストがビックリするようなスピードで改良されることを願っています。
中国の深圳の企業なら、3ヵ月で改良した商品を出します。
それくらいのスピード感がないと、宅配ボックスに限らず、LIXILさんも中国企業にシェアを取られてしまうでしょう。

なお、こちらの記載の大半はすでにLIXILさんに書面で申し入れしてあり、それに対しての回答を書面でいただいております。