自宅の窓(雨戸サッシ)をリフォーム
2024年07月05日
昨年に続き、今年も自宅の窓のリフォームを行ないました。
今年は、私の部屋と長女の部屋の窓です。
※長女の部屋の壁は白の壁紙、私の部屋は1980建設時の板張りで、写真が混在していますが、同じ窓がついています。
昨年同様、雨戸サッシに、電動シャッターと最新の引違い窓を取り付けるわけですが、今回は色々乗り越えないといけない問題がありました。
【窓リフォーム前の様子】
シャッターボックス(シャッターを開けた際に収納する箱)を取り付ける場所がなく、ランマ(上部の細長い引違いサッシ)を壁にして取付けようとすると、エアコンのダクトがランマの端を通っていることが問題になります。
社員と業者さんに集まってもらい、打合せをした結果、
①壁に穴を開けてエアコンのダクトの配管をずらす
②ランマ部分を造作して壁にする
このようにして、電動シャッターのボックスを取り付けることにしました。
【エアコンダクト工事終了後】
写真のように、エアコン本体からダクトを下に配管し、足元近くの壁に穴を開けて室外に出しました。
余談ですが、エアコンのガスを入れ直したのと、ダクト工事で隙間を減らした結果、明らかにクーラーの効きが良くなりました。
【ランマをつぶして壁に】
ランマの引違いサッシの障子を取り外し、木工事でふさいで壁にしました。
上記写真は、作業中の写真ですが、この後ふさがれて壁になりました。
【ランマを造作でふさいだ後の室内】
室内のランマ部分は、娘の部屋は壁と同じ壁紙を貼り、私の部屋は既存の壁に似た木目調の板を貼ってもらいました。
【電動シャッター取付後】
窓の工事の前に、電動シャッターを取り付けました。
建物が鉄筋コンクリートで、窓が雨戸サッシの場合、取り付けられる電動シャッターは、文化シヤッター製のヨコタテのみとなります。
電動シャッターのスラットには種類がありますが、今回は標準タイプを選択しました。
昨年、リビングの窓に電動シャッターを取付けた際は、換気・採光モデルを選択しましたが、実際に使ってみて、標準仕様で十分と感じたわけです。
どちらが良いかは好みによって異なるので、絶対はありません。
ただ、簡単にシャッター本体を取り換えられるわけではないので、難しいところです。
【新しい窓の取り付け】
新しいサッシの取り付けは、弊社の精鋭施工社員3名が担当してくれました。
窓は、昨年に続き今年もLIXIL製リプラスを採用しました。
既存の窓の枠の内側に、新しい窓を取り付ける施工スタイルです。
サッシの枠を建物から取り外そうとすると、たくさんの業者さんが入る必要があるので工期が長くなり、多額の費用が必要となります。
今回のように、既存の窓枠の内側に新しいサッシの枠を取り付ける施工方法であれば、工期を大幅に短くできます。
写真のサイズの窓であれば、3人で工事してお昼までに工事を完了することができました。
【室内から施工している姿その1】
【室内から施工している姿その2】
【LIXIL製リプラス施工後の写真1】
長女の希望で、ガラスは不透明にしました。
【LIXIL製リプラス施工後の写真2】
私の部屋は、従来通り透明のガラスです。
昨年同様、サッシの色はホワイトにしました。
これまではブロンズ色だったのですが、サッシの色が白に変わるだけで、部屋が明るく見えます。
窓のガラスは、アルゴンガス入りLOW-Eペア(遮熱タイプ)の防犯合わせガラス仕様にしました。
断熱、遮熱、防犯性能を高レベルで持ち合わせた仕様です。
この窓は南面に接していて、春から秋にかけて日射熱がたくさん入ってきて、窓周辺が暑くなっていました。
今後は窓ガラスの遮熱機能に加え、電動シャッターとカーテンを必要に応じて使い分けることで、日射熱を必要なだけ遮ろうと思います。
断熱性能、遮熱性能に加えて、合わせガラスを採用した防犯仕様となっています。
従来の窓はサッシは1980年建設当時のままでしたが、ガラスは防犯ガラスにしていたので、今回も防犯仕様です。
2階でもベランダに面した窓は、防犯仕様にしたほうが安心です。
防犯対策は2つ行うのが基本なので、シャッターと防犯ガラスで2つ行ないました。
【電動シャッターは快適で便利】
毎朝6時にシャッターが開いて、18時にシャッターが閉まる設定にしました。
自然の光で目覚めることが出来るのは、大きなメリットだと思います。
手動シャッターや雨戸だと、自分で開けなければいけませんが、その手間が無くなるのは大変楽です。
毎日18時に自動で閉まるのも、大変楽で良いです。
上記の写真を見て、雨戸サッシの戸袋(雨戸を開けた際に収納する場所)が残っていてカッコ悪いと思う人がいるかもしれませんが、室内から見えないので、まったく気になりません。
外観にもこだわりたいは、更にお金をかけて行えばよいと思います。
長くなりましたが、窓のリフォームは、生活を便利、快適に、安心なものに、健康に変えてくれるので、自信を持ってお勧めします。